精神生理性不眠症は、不眠症の中でも最も多くみられるタイプの不眠症です。特徴的なのは、入眠障害が多いことと明らかな苦痛があることです。それでは、精神生理性不眠症について見てみましょう。
精神生理性不眠症は、ストレスが原因で起こります。うつ病を伴う不眠症とよく似ているのですが、違いがあります。うつ病の場合は、気分の低下が1日中あるいは特定の時間に起こり、同時に眠れなくなります。
ですが、精神生理性不眠症の場合は、眠ることに対して気分の低下が起こるのです。「今日は眠れるだろうか」「また眠れないんじゃないか」という考えが頭をめぐってしまい、眠れなくなります。もちろん、うつ病と精神生理性不眠症を併発する人も数多くいます。
精神生理性不眠症には一過性のものもあります。いわゆる「緊張して眠れない」というものです。これは、不眠の状態ですね。ただし、それが長く続くと不眠症と呼ばれるものになってきます。
主に、入眠に非常に不安があるのが精神生理性不眠症といってもよいでしょう。睡眠自体に対して不安があるのです。
治療法としては、生活指導が行われることが多いです。例えば、眠くなるまで布団に入らない。精神生理性不眠症の人は早寝早起きを重視している場合が多く、眠くなくても布団に入っている場合もあります。ところが、布団に入っていながら眠れない状態になると不安になってしまいます。
そこで眠くなるまで布団に入らないことで、すぐに眠れるという実感を持たせる治療法が採用されることが多いです。
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